BAY HOTEL 東京浜松町
五輪開催に向けた建設ラッシュに倣うように、マンション用地を転用したホテル計画。敷地に素直に「南向き配棟」をホテルの特性に活かそうと考えた。加えて、数多ある宿泊施設との差別化を「開口部」と「客室構成」、そして東京浜松町という立地柄、象徴としての「東京タワーへの眺望」に見出した。一つ目は、『南向きの2m角の大きな窓』を全室装備し、“明るくて開放感ある客室”を。二つ目に『ゲスト属性に呼応した客室バリエーション』により、“ビジネス・レジャー・インバウンド等さまざまなゲストに向けた客室構成と多彩な屋内外の共用空間”。三つ目に『東京タワー』に照準を合わせ、“ピクチャーウインドウのある客室”夜景と日中も望める屋上のルーフトップテラス”。国内外のビジネス・観光ユースとインバウンドを取り込むことによる化学反応を、住まい・ホステル・ホテルを組み合わせた発想により生まれたリビングホテル。
DATA
所在地 | 東京都港区浜松町 |
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用途 | ホテル・簡易宿所 |
敷地面積 | 263.91㎡ |
延床面積 | 1,297.59㎡ |
構造・規模 | 鉄骨造 地上10階・ホテル客室47室・カプセルユニット48床 |
竣工年 | 2020年1月 |
設計者 | - |
備考 | - |