コンセプト

"CULUM"はくるむ。それはつまり"包む"です。名前の由来は建物のカタチと中庭になります。

初めてここを訪れた時
低層のどっしりした佇まいの建物に
包み込まれるようにある中庭がとても印象的でした。
ここから広がる穏やかなやさしい暮らしを想像しました。

中庭に向かって開く個々の玄関扉の向こうに...
大切なものをやさしく包むようなちょっとした丁寧さを人にも自分にも。
自分で野菜を育ててみたり ならいごとをしてみたり
ほんの少しの手間を愛しむ暮らし。
朝食を食べて 花に水をやり 犬の散歩をする。
そんななんでもない日常の営みを「気持ちいい」を道しるべにする。
そんな日々がありますように。

歳月を経て醸し出すぬくもりがあります。
壊して建てるをあたりまえに繰り返す世の中で
地球にもやさしく 古き良きものは大切にしたい
という想いからリノベーションしたこの建物が
住人それぞれの日々や繋がる緩やかなコミュニティまでも
やさしく包みますように。
"CULUM"にはそんな想いが込められています。